講師:谷口栄豊のプロフィール詳細

子供の頃から字がヘタだったド素人が、ある出来事? をきっかけにして
“29歳から書道をはじめた”という変わった経歴が特徴。

「なぜ書道を始めたのか?」「どんな練習をしてきたのか?」「教室を立ち上げた経緯」など、
そういったことを書いています。ご興味のある方はご覧ください。

ペン字の講師をしていますが、実は…

実は子供の頃からずっと字がヘタクソでした…

はじめまして。谷口栄豊と申します。
現在私はペン字の講師をしていますが、実は… 子供の頃からずっと字がヘタクソでした。

また字を書くことに興味もなかったし、習ったことも練習をしたことも全くありません。

高校時代にはクラスの友人から「小学生みたいな字じゃのう(広島弁)」と言われことや、社会人になって上司から「君の字は個性的だね」とバカにしたように言われたことは今でも覚えています。
悔しかったけど「自分にはセンスがない」と諦めていたので、特に練習などをすることはなく、それよりもできるだけ人前で字を書かないよう・人に見せないよう、ずっと避けて生きてきました(苦笑)

私が書道をはじめたきっかけ

情けない・悔しいという強烈な感情

しかし 今でも忘れない、29歳の7月、ある出来事が私を変えたのです!

当時私は食品メーカーで営業の仕事をしていたのですが、休日にお客様のご自宅にお食事に招かれた際に、大変な“おもてなし”を受けました。
心から感謝の気持ちをお伝えしたいという思いから
「お礼状を書こう!」と決心して、その夜 生まれて初めて“お礼状”というものを書いたのです。
心を込めて丁寧に書いていきましたが、なんせ表面も裏面も書き方が分からないので、1枚書くのにダラダラと3時間くらいかかったかな!?(汗)そして、やっとの思いで書き上げたお礼状を遠めに見てみると・・・

字が汚い!!!

「こんな汚い字のお礼状を出したら、今まで頑張ってきた営業活動が台無しになってしまうかも!?」
「こんな汚い字を見せたら、逆に怒らせてしまうのではないか!?」

「バカがバレてしまう」

そんなことを考えていると、心を込めて一生懸命書いたお礼状でしたが…結局、投函することなく、破り捨ててしまったのです(涙)

「俺は何をやってるんだ!」“情けない” “悔しい”という気持ちでいっぱいでした。
その時に私をおそった
“情けない” “悔しい”という強烈な感情こそが、私が書道をはじめることになった“きっかけ”です。

書道にハマる

自分1人の世界に入って、黙々と取り組むことが合っていた?

強烈な感情を抑え切れなかったので、それからすぐに街中にある書道(ペン字)教室に通い始めました。
29歳にもなって字がヘタなので、たくさんの生徒さんに混ざってレッスンを受講するのは恥ずかしかったし、またレッスン中に直接先生から教えてもらえる時間はほんの少し。

当然ながらすぐに上達することはなかったけど…

自分1人の世界に入って、黙々と取り組むことが私の性格に合っていたのか?

「字を書くことって楽しい!」

『好きこそ物の上手なれ』という言葉がありますが、熱中して頑張ればどんどん上達していくものですね!?
元が元のレベルだったというのもありますが…

気付けばペン字だけでなく、いつの間にか毛筆(大筆・小筆)もはじめていました。

そして半年くらい経ったとき、さらに熱くなれるような“目標”を見つけることができたのです!
(これが後の私の人生を変えるとは思ってもいませんでした)

書写検定に挑戦!

「2年間で最高位の1級に合格する!」という目標設定

それは「文部科学省後援の書写技能検定」です。※当時の名称は「文部科学省認定」
日本で唯一、全国統一の書道の公的資格なので分かりやすいし、これは価値がある!

無謀でしたが、これの最高位1級を、硬筆・毛筆ともに目指すことに決めました。

根拠はありませんでしたが、「2年間で最高位の1級に合格する!」という目標を立ててスタート!

※ある有名なギタリスト(私は音楽できません)が言っていた言葉ですが、
「本気でやると決めたなら、2年でプロの腕前になれ。10年以上かけてプロ並みの腕前になる奴もいるが、それでは本物のプロにはなれない!」という職人的な言葉に影響されて(笑)

それに当時の私はサラリーマン。仕事をしながらダラダラと字の練習をする時間などありません。

とりあえず2年はがむしゃらに頑張ってみようと日々練習に取り組み、4級から受けはじめた試験も、2級までは順調に合格することができました。
しかし、最高位の1級はとにかく難しい。※硬筆・毛筆ともに1級の合格率はだいたい10%前後
字が上手い方ばかりが受験しても、10人に1人くらいしか合格できないという難関

当然ながら 私も不合格が続きます…

どういう練習をしていったのか?

とにかく練習量を増やす

自分のレベルと考えると、今の練習時間や練習方法では到底1級には合格できません。

絶対的な経験不足と練習不足というのは分かっているので、とにかく今は練習量を増やすしかなかったのですが、
日々の仕事も忙しく、練習する時間も限られてしまう。

それでも時間を作るしか合格する方法はない!
それに2年間はがむしゃらに頑張ると決心していたので、それから毎日のスケジュールは次のような感じ。

  • 朝4時~5時に起きて約2時間 硬筆(ペン字)の練習をし、シャワーを浴びて出社
  • 昼休みは昼食をかきこんで、約1時間 書道の理論や歴史などの勉強
  • 夜は残業して帰っても、約4時間 毛筆(大筆・小筆)の練習
  • 土日は書道教室に行ったり図書館で本を借りたり、家ではほぼ1日中練習
  • 電車の移動時間も、書道の本を読んだり指でイメージトレーニング など

このように時間がある限り、自分なりに考え工夫して字の練習や勉強をしていたように思います。
完全に変人ですね^^;(苦笑)

でもこの時は字の練習が楽しく、また気力も体力も充実していたので、辛いと思ったことはないかな!?

私の礎(いしずえ)となっているもの

本気で練習や勉強に取り組んだ過程こそが私の礎

それだけ練習してもなかなか1級に合格することはできませんでした。
正直、結構つらい時期もありました…

しかしそれでも諦めず練習を続けていった結果、

硬筆は3回目、目標の2年以内に合格!
※書写検定は年に3回受検できます

毛筆は目標の2年以内は達成できませんでしたが、5回目の挑戦、3年目で合格することができました。
さらに頑張ったご褒美か!?「連合会会長賞」を受賞!

念願の書写検定1級に合格できたことはもちろん嬉しいですが、合格から10年以上が経過した今振り返っても、
「本気で練習や勉強に取り組んだこの時期の過程こそが、現在の“私の礎”となっている」ということは間違いありません。
「書写検定」とめぐり合えていなかったら、確実に今の私はなかったと思います。

文部科学省認定 硬筆書写検定試験 指導者証 最高位一級合格
文部科学省認定 毛筆書写検定試験 指導者証 最高位一級合格
文部科学省認定 毛筆書写検定試験 日本技能検定協会連合会会長賞記念

書道教室を立ち上げる

独自の美文字理論を確立

決して1級に合格したことがゴールではありません。
これでやっとスタートラインに立てたと思っているので、引き続き字の書き方の研究や練習を続けていきました。

書道をはじめるのは29歳からと遅かったですが、その分 短い期間に集中して徹底的に字の研究や練習をしてきたこと、
24時間いつも字のことを考えていたこと(笑)、何よりも楽しみながら本気で取り組んできたことによって、いつの間にか自分でも驚くほど“勘が働く”ようになっていたのです!

そして、「キレイな字を書くためのルール・法則」や「字の仕組み・組み合わせ方」などが、自然とドンドン繋がっていき、独自の
“美文字理論”を確立することができました。

「キレイな字を書くことってそんなに難しいことじゃなかったんだ!」
「私と同じように、字が苦手で悩んでいる方の力になれるかもしれない!」

自分自身の体験から身につけた“美文字理論”を体系化して、35歳の6月に書道教室を立ち上げました。
※当時は会社員をしながら、夜や土日に自宅アパートの一室を使用して開校。

決断

私と同じように“恥ずかしい思い”や“悔しい思い”をしている大人に教えたい

35歳から39歳までの約5年間、有難いことに生徒さんにも恵まれ、こじんまりと教室を運営してきました。

郊外での地域密着型の教室では、生徒さんの多く(約9割)は、ご近所の子供達。みんな可愛く、また成長を実感できるので、とてもやりがいがありました。
しかし、私が本当に教えたかったのは 大人です。

子供達は基本的に、字が苦手とかで悩んでいませんからね(笑)
また理論的な書き方の説明やアドバイスなどにほとんど興味はない(苦笑)

私が本当に教えたい相手、私の想いや経験やコンテンツが役に立つ相手は、字が苦手で悩んでいる大人。
特に私と同じように、仕事で“恥ずかしい思い”や“悔しい思い”をしている方。

そして39歳の夏 、生徒さんや親御様にその想いをお伝えして、書道教室の閉校という決断をしました。
本当に申し訳ございません。それから1からのスタートになりますが、大人を対象にした“ビジネスペン字レッスン”専門の「美文字塾」を新たに立ち上げて、紆余曲折をしながら現在に至ります。

他の先生方に負けない、私の強み!

「29歳から字の練習をはじめた変わり者」それが私の最大の強み

はっきり言って私よりキャリアが豊富で、字が上手い先生はたくさんいらっしゃいます。
ほとんどの先生方は子供の頃から書道教室に通っていたり、親が書道の先生だったり、学生時代は書道部だったり、子供の頃から字が上手かったエリートばかり。それに対して、私は29歳から字の練習をはじめた変わり者です…

しかし講師となった今では、それこそが私の最大の強み!

①誰よりも字が苦手で悩んでいる人の気持ちが分かる

多くの先生方にはないと思いますが、私は字がヘタなことがコンプレックスで、恥ずかしい想いや悔しい想いをしてきた経験が多々あるので、誰よりも字が苦手で悩んでいる人の、内なる気持ちが分かるつもりです。

そして私は、「そのような人の力になりたい!」という想いをもって、『美文字塾』を立ち上げました。
この想いこそが、私の“信念”であり、講師としての“意義”です。

分からないことがあったら、どんなことでも遠慮なく聞いてください。同じことを何回聞いてもOK、何度でも説明させて頂きます。
一緒に解決していきましょう!そんな気軽さも、私の強みだと思っています。

②“大人の美文字習得法”と“ビジネスでの活用法”をリアルにお伝えすることができる

私はただガムシャラに字の練習をしてきたわけではありません。
他の先生に比べ圧倒的にキャリアが少ない分、常に「どのように書けばキレイな字になるのか?」ということを、
とにかく徹底的に研究しながら、意味のある練習を繰り返して独自の“美文字理論”を確立しました。

ド素人の私が29歳から字の練習をはじめ、自らが実験台となっているリアルな経験が強みでもあり、それらはまだ最近のことのように鮮明に覚えています。

  • 何からはじめれば良いのか?
  • 自分の字のどこが悪いのか?
  • どこをどのように書けば良いのか?
  • なぜこのように書くのか? など

キレイな字を書くためにすべきことを、1つ1つ明確にお伝えします。
お手本を見てただ何となく字の練習をしても、決してキレイな字が書けるようにはなりません。
大人には“大人の美文字習得法”がありますよ!

また17年間サラリーマンとして働いてきたというのも、他の先生方にはない私の強みの1つ。

立場や状況に合わせて「書き方」や「魅せ方」そして「活かし方」があります。またビジネスでは、時に“ハッタリ”も必要!
メモ書き・挨拶文・お礼状・お詫び状など、さまざまな場面で活かせる“ビジネスにおいての美文字活用法”を、私自身が実践してきた経験をもとにリアルにお伝えすることができます。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

谷口 栄豊

感謝
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