2019年0月の記事一覧
【動画】どアップで小筆の動きを見る!第60位「小島さま」楷書・行書の書き方
全国名前の多いランキング第60位 「小島さま」
「~致します」の書き方次第で、全然印象が変わる!
仕事や日常生活において、言葉でもメールでも、そして書面でも
「よろしくお願い致します」は、使う機会がとても多いと思います。
手書きの場合は、相手に見られるだけに ぜひキレイな字で誠実に書きたいもの!
さて、こちらは生徒さんがレッスン前に書かれた「致します」です。
練習ですので、まずは「枠」に合わせて1文字ずつ書くことから始めましたが、
何となく子供っぽい字に見えます。。
その後、レッスンをしながらコツを掴んでいき、実践練習を繰り返してきました。
そして先日のレッスンの際、
同じ用紙に同じペンで「致します」を書いて頂いたのですが…
とてもキレイになってるでしょ!
字の形はもちろんですが、何よりも線の質に深みがある。
「漢字」も「ひらがな」も本当に上手になりました。
「よろしくお願い致します」は、文章の締めなどに使用することが多く、相手に伝えるとても大切な言葉です。
心を込めて丁寧に書くことも重要ですが、キレイな字で書けることも重要です!
それだけで相手に与える印象がどれだけ違うか、想像してみて下さい。
「お世話に~」は、印象の良い美文字で書きたい
仕事でお客様や取引先の方に対して、言葉でもメールでも「お世話になります」は、使う機会は多いと思います。
というよりも、挨拶の一部ですよね!
もちろん、“手書き”をすることも多いはず。
「○○様、お世話になっております」
このように、1番頭に書く言葉なので、第一印象としても重要です!
こちらは、レッスン前に生徒さんが書かれた「お世話」のみを抜粋しました。
まず、「ひらなが」の“お”
この字は敬語や丁寧語を書く際、頭にきます。
そう思うと、書く機会は多いし 何よりも目に付くのです!
ぜひ美文字で書きたいですね。
「世話」も結構ムズカシイ漢字…
こちらの生徒さん、始めは書き方のコツを全然知らなかったので、手が動くままに書いていました。
しかし、レッスンを繰り返すことによって、どんどんコツを覚え、練習もしていきました。
練習といっても、家で特別した訳ではありませんよ。
「お世話になります」は、仕事で書くことが多いと思いますので、そこで意識をして書けば自然と練習になる!
最も効果的な実践練習ですね。
ちょっと失敗もありましたが… ひらがなの“お”も見事です☆
“世話”も上手に書けています。
「お世話に~」は、文章の始めに書くことが多いと思います。
始めなので、相手もじっくり見られます。
ここで「キレイな字だな~」と思われるような字が書けていると、きっとあなたの印象は良くなりますね。
漢字を若々しく、引き締めて魅せる方法!?
本日は生徒さんの書かれた「何卒(なにとぞ)」をもとにして、書き方のコツを解説いたします。
仕事において、「何卒お願い致します」と使うこともあると思います。
さて、こちらはレッスン前に生徒さんが書かれた「何卒」です。
Q、どこをどう修正すれば美文字になると思いますか?
例えば「何」の字ですが、“口”を書く位置に注目してください。
“口”をもっと高い位置に書くだけで、字がキュッと引き締まり、若々しく見えます。
次に「卒」の字ですが、上半分を少し小さく書いて、最後の縦線を長く伸びやかに書きます。
そうするとスマートに引き締まって見えますよ。
レッスンではそのような説明をしながら進めていきます。
そして自分自身で納得するためにも実際に何回も書きながら、コツを覚えこんでいきます。
それでは生徒さんなりにコツを掴み、書かれた「何卒」をご覧ください。
字の重心を上にあげることで、字が若々しく引き締まって見えませんか?
美文字を書くためのコツやポイントはたくさんあります。
これらをいかに数多く覚えるかが、大人の美文字習得に関してはとても大切ですよ!
今一度、「ひらがな」の書き方を基礎から教えてほしい!
私から美文字のレッスンを受講されている生徒さんの中には、他の書道教室にも通っている方がいらっしゃいます。
こういうのを嫌う先生もいますが、私は全然OKです!
そういうことを私から話しますし、
基本そんな雰囲気なので、生徒さんの方から私にお話をしてくださいます。
先生や属する団体の方針などもありますが多くの書道教室は、作品などの作成に重きを置いている所が多いように思います。
ちなみに私は、どこの団体にも属していません。
また、作品展などにも出展していません。
【生徒さん】
「今通っている書道教室は、芸術作品の制作を主にしているので、
できれば今一度基礎からしっかり学びたい、教えてください」
このように言われる方が多いです。
※偉い先生には言いにくいみたいですね… 気持ちはすごく分かります。
私はペン字を主とした“美文字の基礎を教える専門家”なので、その辺りはお任せください!
という訳で、「ひらがな」の基礎レッスンスタート。
こちらは、生徒さんがはじめに書かれた「ひらがな」です。
キレイに書けていますが、ちょっと子供っぽく見えるかな。。
もともとが上手というのもあり、ちょっとコツやポイントを説明すると、このようにすぐに大人っぽい字に変わりました。
字の形はもちろんですが、それりも線の繋がりが自然で、何よりも線質に深みが出ましたよね!
このように私は、作品としてではなく、仕事や日常で使える・活かせる字を教えることを主な目的としています。
静岡県浜松市より、美文字のオンラインレッスン開始!
今月より、浜松市在住の男性が美文字のスカイプレッスンを開始されました。
「とにかく字がヘタなんです。。」
ということを第一声で言われたのが、とても印象的でした(苦笑)
過去には通信講座に申し込んだこともあるそうですが、結局は一度も提出をしなかったとのこと…
「マンツーマンで教えてもらうしかない!」
という想いで、私にご連絡をくださいました。
レッスンを始めるにあたり、まずは書かれる字を見ないと分かりませんので、
レッスン前に色々と字を書いて送ってもらいました。
こちらは、書かれた「住所」ですが、ガチガチに力が入っていますね(汗)
そして、ちょっと子供っぽい字。。
でも大丈夫!
今はただ、美文字を書くための知識や方法を知らないだけ。
基礎の基礎からマンツーマンで指導をするので、確実に上達できます。
こちらの生徒さんは、そもそも字を書くことに慣れていないというのもあります。
だから、無駄な力が入りまくってる…
“字の形”から“線の質”に至るまで、徹底的に説明して、レッスン中にとにかくたくさん書いて頂きました。
素直でやる気があるので、どんどん吸収されるんですよ!
それでは、レッスンが終わる頃に書かれた生徒さんの「静岡」と「浜松」をご覧下さい。
「静岡」のアフター
画数の多い「静」が決まるとカッコ良いですね!
次は、「浜松」のアフター
まだまだ安定はしていませんが、書き方のコツは分かったみたい。
そしてこちらは「北区」のビフォー
「・・・」
「北区」のアフター
この字には書かれた生徒さんも、自画自賛して喜んでいました(笑)
とりあえず1回のレッスンでここまでの字が書ければ十分かな!?
生徒さんも「キレイな字が書けた」と喜んでくださったことが、私としては何よりも嬉しい。
また、字を書くことに対して自信が出てきたそうです。
これからが大切ですが、一緒に頑張っていきましょう!
「領・鈴・飲」などは、1画目の左払いの書き方がポイント!
美文字のオンラインレッスン中、生徒さんの書かれた「領」を見て、気になりました。
という訳で、本日は「領」と それに関連して、「鈴」や「飲」についても一緒に書き方の説明をいたします。
「領」「鈴」「飲」、これらの漢字は共通する点があります。
それは、1画目に“左払い”があること!
この“左払い”の書き方次第で、字の見栄えは圧倒的に変わります!
※もちろんそれだけではないですが…
それでは「領・鈴・飲」の書き方のコツを説明した動画、
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
年賀状に書く「平成」の“成”をカッコ良く書くコツ!
仕事でも日常生活においても、「平成○年○月○日」と日付を書くことは多いと思います。
この時期は、年賀状に「平成29年元旦」と書くこともありますね!?
先日、美文字のスカイプレッスンで年賀状の練習をしていて、生徒さんがこちらの「成」を書かれました。
何となくスカスカした感じ!? に見えませんか?
また迫力も欠けています。
“斜めの線”の書き方次第で、「成」の字は見違えます!
分かりやすくするため ちょっと極端に書きましたが、このように孤を描くように、長く書いてみましょう。
字に圧倒的な“迫力”や“躍動感”を表現することができます。
長く書くことに慣れていないので、誰でもはじめは違和感があると思います。
今は数が勝負ですよ!
だいぶカッコ良くなってきました。
この書き方をマスターすると、「成」だけではなく、他にも多くの字にも活かすことができます!
「城・武・式・代」 など、他にもたくさんありますよね。
このパターンの字を書くときは、孤を描くように思いっきり長く書いてみましょう。
きっと字が見違えますよ。
さりげなく書いた「平成」という字がキレイだとカッコ良い!
仕事などでも書く機会が多いせいか、レッスンをしていると、生徒さんの書かれる「平成」という字を見ることが多々あります。
「平」は
・窮屈になる
・右側に傾く
「成」は
・何となく字がスカスカになる
・書き順が間違っている
など、苦手な方が多いですね。。 書き慣れている分、癖もスゴイ!
先日、ペン字のレッスンで「平成」の書き方の説明をしました。
何となくスカスカしてしまうと、字が引き締まりません。。
ちょっと子供っぽい字に見えますね。
ポイントはたくさんありますが、
特に4画目の長くしなる線を上手く書けるかどうかが重要!
「平成」は、書く機会が多く、また人に見られる字でもあります。
さりげなくキレイな字が書けるとカッコ良いですね!
それでは「平成」の書き方を説明したスカイプレッスン風景動画、ご興味のある方はご覧ください。
硬筆書写検定3級の課題 、「掲示文」に挑戦!
文部科学省後援の書写検定試験が、6月18日(日)に全国で開催されます。
自分自身のスキルアップや力試し、またモチベーション維持のためなど
人により様々な目標や目的を持って挑戦されます。
1級に挑戦される方もいらっしゃいますが、私の生徒さんは3級の挑戦が多いかな!?
3級に挑戦する方は、まだペン字のレッスンを練習をはじめて数ヶ月の方ばかり。
レベル的にも、良い目標になります!
こちらが参考テキストです。
3級の課題にも色々ありますが、本日は「掲示文」について。
A3サイズの用紙に課題を、“体裁よく”書かなければいけません。
そのためには、このように ものさしを使用して、下書き(レイアウト)をします。
「掲示文」は、このレイアウトが素早く書けるかどうかがポイント!
生徒さんには、私なりのノウハウをしっかりとたたきこんでいきます。
レイアウトさえできれば、あとはマジックで書いていくのみ。
今はとにかく数をこなして慣れるしかありません。
生徒さん頑張っていますよ!
書き終わったり、家で練習されたものは、
このようにホワイトボードに貼り付けて遠めに見ながらアドバイスをしていきます。
この「掲示文」の課題は、ほとんどの方は書いたことがないので、苦手意識をもってしまいます。
しかし、書き方のコツさえ知って練習をすれば、そんなに難しい課題ではありません。
頑張りましょうね!
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