「ペンの持ち方」を直すのは大変。しかし見た目もキレイな字を書くためにも重要です!

新たにペン字のオンラインレッスンをスタートされた、埼玉県在住の男性生徒さん。

 

 

こちらは体験レッスン時に撮ったものですが、ペンの持ち方が窮屈で、ちょっと書きにくそうですね。


見た目もあまりよろしくない…

 

 

 

長年書いてきたペンの持ち方ですから、そう簡単に変えられるものではありません。

そして、特に私は無理に強制はしません。

 

ただ、持ち方についての説明(メリット・デメリットなど)を知っておくことは大切でプラスになるので、色々とお話しさせて頂きます。

 

 

生徒さんとしては、

自分のペンの持ち方が良くないことついては、誰よりも分かっている!

 

なので「これを機に少し改善してみようかな」と真剣に説明を聞き、改善に取り組まれるのは、こちらの生徒さんだけではありません。

 

 

 

“これが絶対に正しい” という持ち方はありませんが、

ペンと指の間に少しの空間をあけることで、手の力が抜けてリラックスできます。

さらに指の可動域が広くなるので、書きやすくなると思いますよ。

 

 

 

 

体験レッスン時に字の書き方だけでなく、ペンの持ち方などもお話をした後日、いよいよ本レッスンがスタートしました。

 

「ひらがな」から初めていきましたが、「あ」から1文字ずつ全て直していく必要がありそう。

 

 

 

 

色々説明をして、生徒さんに書いて頂きましたが…

 

 ペンの持ち方をご覧ください!

 

体験レッスン時の持ち方と比べると、全然違いますね。

指がリラックスした状態で、とても心地良くみえます。

 

 

 

 

スタートの「あ」でつまずき、なかなか納得の字が書けなかったものの、何度も練習される頑張り屋さん。

最後の「あ」は、1番カッコ良く決まりました!

 

 

 

 

手に力が入りすぎていると、思い通りにコントロールしにくい…

 

特に「あ」や「お」などの “右カーブ” は難しいので、滑らかなカーブが書けるよう練習していきます。

 

 

 

 

全体的な字の形はもちろんですが、“右カーブ” も少し滑らかになってきましたね。

 

 

 

今まで何十年と書いてきたペンの持ち方を変えるのは、簡単なことではありません。

 

生徒さんも「書いている途中も違和感があって、まだ書きにくいです…」と仰っていました。

 

 

しかし、直すのであれば 今です!

 

柔らかいペンの持ち方ができたら指が動きやすくなるので、

今後「漢字」や「文章」、そして「行書」などを書いていくことになった時、比較的楽に対応することができると思いますよ

 

 

「硬筆書写検定準1級」の難関課題 「自由作品」に生徒さん初挑戦!

ペン字のオンラインレッスンを受講されている生徒さんの中に、

来月(11月8日)開催の「硬筆書写検定」準1級に初挑戦する方がいらっしゃいます。

 

 

2級と比べ、準1級は難易度が一気に上がる!

 

さらに今まではなかった新たな難関課題が増えます。

 

その1つが「自由作品」を書くという課題。


「和歌・現代詩・漢詩」から1つ選択し、

・字の大きさ

・字の崩し方

・枠の大きさ 

・レイアウト など

 

これらを総合的に考えて自分なりの作品を書くのですが、
知識や経験のない人がすぐに対応できるもではありません。

 

 

 

例えばこちらの「現代詩」を書くとしても、どのように書けば良いのか分からない…

 

 

もちろん生徒さんも同じで、このままでは全く先に進みません。

 

なのでまずは、私なりの書き方のノウハウやコツを説明して、

慣れるまでは簡単ですが見本を書いてお渡しし、生徒さんに少しずつ慣れていって頂きます。

 

分からなくても、書いていけば慣れていくものなんですよ!

 

 

 

 

はじめは私が書いたものを、ただただ真似て書くだけで良い。

それを繰り返すことで、色々なことが分かってきますから。

 

 

そして、レッスン後に再度練習されたものをメールにて送ってくださいました。


すでに何となく作品っぽく見えますよね!

 

 

 

 

ここから字の形や崩し方、抑揚の変化など色々なテクニックを伝えていきます。

まだまだ1文字1文字の精度を高める必要がありそう。

 

 

 

 

私の添削は、かなり細かい部分までガチガチに指摘ながらアドバイスをして、徹底的に鍛えていきます。

 

準1級になると “専門的な知識と技術” が求められるので、

それくらいやっていかないと、なかなか合格はできません!

 

 

 

 

そして時間があれば次の課題の見本を書いていく。

生徒さんが合格できるよう、私も一緒に頑張っていきます!

 

ロックダウン中のオーストラリアより「ペン字のオンラインレッスン」スタート!

8月から2ヶ月以上が経過した10月の現在も

オーストラリアのビクトリア州(州都メルボルン)は、新型コロナの影響でロックダウン(都市封鎖)が続いています。

 

日本と違い、外出の際には(人数・時間・移動距離)などの制限が細かく決められ、守れないと厳しい罰金制度があるそうですよ…

 

そういった情報は日本のニュースではあまり流れることはありませんが、

ロックダウン中にメルボルン在住の女性がペン字のオンラインレッスンをはじめられたので、色々とお話を伺っています。


 今は全世界、新型コロナの話題ばかり…

 

 

 

メルボルンの日系企業に勤務されている方で、「漢字」や「ひらがな」を書くことは多いそうですが、

子供っぽい字がコンプレックスで、この自粛期間中に「自分磨きをしよう!」と決心し、私にご連絡をくださいました。

オーストラリアからご連絡を頂き、これは嬉しいですね!

 

 

 

個人名なのでブログに掲載はしませんが、

「名前」のレッスンをした後、早々に「ひらがな」のレッスンに入りました。

このような子供っぽい「ひらがな」を早く直したいそうです。

 

 

 

レッスンは “ペンの持ち方”を直すところからはじめ、ひらがな1文字ずつの書き方を細かく説明していきました。

 

 

 

正しい書き方を学び、ペンの動かし方やリズムを覚えて練習を繰り返すと、案外すぐに字は変わっていくものなんですよ!

 

 

 

このような感じで、生徒さんが理解するまで私も何度でも書いて説明を繰り返します。

 

 

 

何度も繰り返し練習をすることで手が動くようになってきたので、柔らかい線質の「ひらがな」になってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回のレッスンで劇的に上手くなることはありません!

 

継続的にレッスンを受講し、何度も指摘を受けて練習してコツや感覚を掴み、

自分なりに考え、添削やアドバイスを繰り返していくことで、“本当の力” は身についていくもの。

 

 

 

そして約2ヶ月が経過した先日のレッスン時に、

「どれくらい書けるようになっているか!?」、通しで「ひらがな」を書いて頂きました。

 

 

まだまだ発展途上の段階ではありますが、生徒さんの2ヶ月間の頑張りと成果をご覧ください。

 

字が圧倒的に上手くなっているのはもちろんですが、

何よりも、迷いなく書いている“線質”を見ると、生徒さんの努力や苦労、そしてみなぎる自信が伝わってきますよ!

 

 

 

 

 

 

 

レッスン前 <ビフォー>

 

 

2ヶ月後 <アフター>

 

半日集中レッスン 頑張った生徒さんの「ひらがな」ビフォーアフターをご覧ください

先日、ペン字の「半日集中レッスン」を行ないました。

 

本当は定期的に通いたいものの、不定期な仕事の関係でそれはできないので、

「半日集中レッスン」で書き方の基本を集中して学び、字のコンプレックスを克服したいとのこと。

 

 

何をするか? 
事前に電話で打ち合わせをさせて頂き、

今回は主に「自分の名前」「ひらがな」、そして時間があれば「漢字の基本」を説明することにしました。

 


名前については個人名になるので、ブログの掲載は控えます。


すごく上手くなったので、本当はお見せしたいのですが…

 

 

 

そしてこちらは、レッスン前に書かれた「ひらがな」の一部です。

ちょっと子供っぽい字ですね。。

 

 

 

 

しかし、今までキレイに書けなかったは、ただ単に「ひらがな」の書き方を知らなかっただけ!

 

・「ひらがな」とは何ぞや?

・ペンの動かし方、スピード、リズム

・大人らしい字に見せるコツ など

 

ホワイトボードを使用して、実際のペンの動きを見せながら1文字ずつ細かく解説していきます。

 

 

 

 

 

書き方が分かったら、コツや感覚を掴むまで何度でも練習するのみ!

 

しかしながら、
長年書いてきたクセが邪魔して、なかなか思い通りには手が動きません…


生徒さん、自分のクセとの戦いに苦戦しながらも、楽しそうに頑張っていましたよ。

 

 

 

 

 

このような感じで、私もたくさん字を書きます。

「あ」から「ん」まで一気に説明をしていきました。






納得の字が書けるまで、何度も練習される頑張り屋さん。
休憩なしでレッスンは続いています!

 

 

 

 

 

 

今までに市販のテキストなどを何冊か買って自分なりに練習をしてきたそうですが、

ただ何となく練習しても、字は決して上手くなりません!

 

“正しい方法”を学び、それを自分なりに理解し、“正しい方法”で練習していく必要があります。

さらに、自分のクセを直すこと! ←これも大切

 

 

 

単発の「半日集中レッスン」なので完全ではないですが、

苦手な「ひらがな」の書き方を知ることができ、またキレイな字に変わったのでとても喜んで下さいました。

 

 

それでは生徒さんの頑張った成果!

「ひらがな」のビフォーアフターをご覧ください。


“字の形”はもちろん、力強い“線の質”を見ると、生徒さんの「自信」が伝わりますよ。

 

 <ビフォー>

 

 

 

<アフター>

神奈川よりお越し頂き、毛筆書写検定1級の「賞状書き」半日集中レッスン

先日、毛筆書写検定1級を目指している方が神奈川県よりお越し下さり、半日集中レッスンを行ないました。

 

今回の1番の目的は、

「賞状書き」のノウハウと技術を覚え身につけること!

 

 

事前に生徒さんなりに書かれた賞状を郵送して頂いたことで、私も見本を書くことができ、準備は万全。

 

 

 

このように机いっぱいを使用して、マンツーマンレッスンを行なっていきました。

 

 

 

 

 

賞状書きは “レイアウトの線が引けるかどうか” が、まず第1の大きなポイント!

 

生徒さんには、私なりのレイアウト線の引き方のノウハウを細かくお伝えします。

※本番ではもっと薄い線で引きます

 

 

 

 

 

賞状は墨の汚れを防ぐために、基本的には「左から右」に向かって字を書いていく。


ちょっと文章の字が小さいかな!?

 

 

 

 

ただ何となく書くのではなく、文字の大きさを考えてレイアウトしなければいけません。

文末を下線に合わせるのが結構ムズカシイ・・・

 

 

 

 

とても上手な字を書かれていますね。

タイトルや名前は、文章よりも力強い線で書くことができると、

作品に立体感が出て、メリハリのきいた力強い見栄えの賞状になりますよ!

 

 

 

 

 

とりあえず1枚目の賞状を書いて頂きました。
とても上手な字を書かれていますが、まだ少し線質が弱いように感じます。

 

 

という訳で、次はここからさらに

賞状らしい力強い線質の字に変えていくレッスンに入ります。

 

 

 

 

賞状はもっと力強い線質で書いて重厚感を出すことができれば、圧倒的な見栄えに変わる!

 

力強い線質で書くことをイメージするため、私の書いた字を横に置いて書いて、感覚を掴む練習を。

 

 

 

 

 

力強い線質で書けると、タイトルとしての見栄えや迫力を感じますね。

 

 

 

 

本日2回目の賞状書き。

もちろんレイアウト線を引くところからスタート!

 

 

 

 

 

過去に私が書いた作品を見ながら、力強い線質を意識して書くことが今回の目的です。

 

 

 

 

いつも書いていた字は少し小さかったので、

こうやって字を横に置いて、見ながら書くことによって感覚を掴んでいきます。

 

 

 

 

漢字が多くて苦しい行ですが、

小さい字にせず、字間を詰めて1文字ずつ堂々と書くことで、黒々とした重厚感を出すことができる!

 

 

 

 

やはり「優勝」の2文字は、受けとる人の名誉や勲章でもあるので、

賞状らしい価値のある力強い字、そして何よりも上手い字で書きたいものですね。

 

 

 

 

「賞状」も同様ですが、とても良い感じになってきました。

 

 

 

2枚目は徹底的に“力強い線質”にこだわって、賞状を書いて頂きました。

 

 

さて、次は3枚目に挑戦です!

 

賞状のノウハウを覚え、書けば書くほど生徒さんの字がどんどん変わっていくのが分かります。

 

11月の試験に向けて、さらに頑張っていきましょう。

 

 

 

 

レッスン修了後に簡単ですが、生徒さんからご感想を頂きましたので、一部掲載いたします。

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谷口先生、先程はありがとうございました。


賞状書きには賞状用の字があり、形式があり、墨の濃さ等々。本当に勉強になりました。
半日レッスンであっという間でしたが、やっぱり名古屋まで行って良かったと思いました。


お手本もたくさん書いて頂き、私の宝物です!

後は自分自身で底上げをする為、ひたすら練習あるのみです。

ご自分の不利益になるような事でも包み隠さず真摯に答えて頂いた事、感謝しております。

できれば次回は、半切のご指導で伺いたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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毛筆書写検定1級 「賞状書き」の書き方の注意点とポイント!

先日、神奈川県在住の方から


名古屋に伺いますので、半日集中レッスンで

毛筆書写検定1級の「賞状書き」について教えて下さい。


というご連絡がありました。

 

 

その後メールや電話で何度か打ち合わせをして、まずはレッスン前に、書かれた賞状を郵送して頂くことに。

それを見ることで、アドバイスするポイントが分かるのと、事前に私なりの見本を書いておくことができます。

どれだけ言葉で説明するよりも、実際に書いたものをお見せることの方が分かりやすくて重要ですよね!

 

 

 

こちらが生徒さんなりに書かれた賞状です。

 

さすが毛筆書写検定の1級に挑戦するだけあって、かなり上手に書かれています。

小筆も使いこなせているように感じる。

 

しかし「賞状」という趣旨で考えると、まだまだ線が弱いので、もっと力強く書いても良いです!

また、字と字の空間が広く、少しスカスカした感じに見える。

 

 

 

 

生徒さんの書かれた賞状を基に、実際に私も書いていきます。

 

真っ白な用紙に、いきなり字を書くのは無理なので、

賞状は、まずは体裁良く“レイアウト線”が引けるかがポイント!

 

4Bや6Bなどの鉛筆を使用して、できるだけ「薄い線」で引いていきましょう。

 

 

 

 

基本的に、賞状は「左側から右」に向かって書いていきます。

※墨が渇く前に書くと紙が汚れてしまうため

 

 

 

 

賞状は “文字の重厚感” を出したいのですが、字と字の間を少し窮屈に書くことでそれを表現します。

 

 

 

 

また “力強い線” で書くと、より重厚感が出ます。

 

 

 

 

左から書き始めた賞状ですが、なんとか最後まで書き終えることができました。

 

 

 

 

生徒さんは文章を4行で書かれていましたが、私は3行で書いてみました。


人によってレイアウトの好みがありますので、「どちらが正しい」というのはありません。


賞状らしい“強い線質”と“バランスの良いレイアウト”、

そして何よりも小筆でキレイな字が書けることが大切です!

 

 

 

 

しかし、まだこれで終わりではありません。

最後に鉛筆で引いたレイアウト線を、消しゴムで消す作業が残っています。

実はこの作業が結構面倒くさくて私は嫌い…

 

だからこそ「薄い線」で引いておくと、消すのが楽ですよ!

 

 

とりあえずこれで準備は完了しました。

あとは生徒さんが来られるレッスン日に臨みたいと思います。

筆ペンで書く「月」や「川」 “たて”の線や払いはムズカシイ・・・

気分転換を兼ねて「ペン字」のレッスンの合間に、「筆ペン」のレッスンをはじめた生徒さん。

 

まだスタートしたばかりで、“横線” しか進んでいない状態。

 

 


先日は “たて線”“はね” などの基本を身につけるため、色々な漢字を書いていきました。

 

 

例えば「月」という漢字。

1画目の “払い”2画目の “折れ” や “たて線” “はね” など、

筆ペンを使用したことのある方は分かるかもしれませんが、すごくムズカシイです。

 

 

 

 

生徒さん、ペン字のレッスンで字の形はしっかりと身についているので、案外上手に書けていますね。

今はたくさん字を書いて、筆ペンに慣れることが大切!

 

 

 

 

・筆の角度

・筆の動かし方

・力の入れ方、抜き方 etc.

 

これらを実際の筆ペンの動きを見せながら細かく説明し、生徒さんはコツや感覚を掴むまで、何度も練習するのみ!

 

 

 

 

次は「川」。

ただでさえ筆ペンで書く “たて線” の系統は難しいのに、それが3本もある「川」は思っている以上に強敵・・・

 

 

 

 

“横線”と違い、筆の角度を思いっきり立てて書くことを要します。

 

 

 

 

生徒さん、苦戦中。

手が安定せず、プルプルしていました(汗)

 

 

 

 

ある意味、“たて線”を書くのが1番むずかしいかもしれません。


実は私も “たて線” を書くときは、ちょっと緊張します(苦笑)

 


苦戦をしていますが、生徒さん何度でも楽しそうに書かれるので頼もしい限り!

 

 

 

 

その他の基本も身につけるため、色々な字を書いていきました。

 

 

 

 

 

 

筆ペンのレッスンはまだ始まったばかりですが、生徒さんは やる気満々!

 

 

 

 

これを繰り返していくと、必ず上手くなりますよ!


 

「字は人に伝えるもの!」 雑な字は印象が悪いです。 生徒さんの「ひらがな」ビフォーアフター

現在、九州からペン字のオンラインレッスンを受講されている、男性の会社経営者。

 

社員さんの前でホワイトボードに字を書くことも多いらしく、

「汚い字をなんとかしたい!」

という強い想いを持って、私にマンツーマンレッスンをご依頼くださいました。

 

 

こちらはレッスン前に書かれた「ひらがな」の一部ですが、ちょっと雑な感じに見えますね…

 

 

この字を見た人は、どう感じるでしょうか?


字が 上手い or 下手 とかの前に、まずはそこを考える必要があると思います。

ちょっと精神論になりますが、

字は「人に伝えるもの」なので、多少なりでも丁寧に書くことが大前提!

 


誰しも速いスピードで字が書けるのが理想ですが、

スピードに手がついてきていない状態なので、今は少し字を書くスピードを落として頂くようお伝えしました。

 

「知識」をつけて「技術」を磨いていくと、

速く書いても、安定して手が動くようになっていきますよ!

 

 

 

さて、まずは「字の形」を覚えないといけないので、

レッスンは「あ」から順番に1文字ずつの書き方を説明して、確実に基本を身につけて頂きます。

 

生徒さんの書かれた字を横に置いて、

・どこが悪いのか?

・どのように書けば良いのか?

これらを無駄なくピンポイントに説明していくのが、オンラインレッスンの1番の特徴!

 

 

 

 

「あ」は大きな右カーブが上手く書けるどうかがポイントですが、生徒さん苦戦しながらも頑張っています。
ペンのスピードや力の抑揚など、自分なりの感覚を掴むことが大切です!

 

 

 

 

この「え」も大きく修正したい字。

 

 

 

 

書き方を理解し、真剣に書く気持ちがあれば、すぐにでもキレイな字に変わっていきます。

 

 

 

 

「お」は挨拶文など、文章を書くときに出てくる頻度が高いので、確実に抑えておきましょう!

 

 

 

 

なかなか良い感じですね。

 

 

 

 

このような感じで、「ひらがな」1文字ずつ書きながら、

生徒さんに全ての字の修正点や書き方のコツを伝えていきます。

 

 




上手く書けない字は、書けるまで何度でも書いて頂きます。

できるだけレッスン中に書けるようにしておかないと、日にちが経てば忘れていく可能性が高くなってしまう…



 

 

 

 

 

 

レッスン前は何となく雑な印象を与えるような「ひらがな」を書いていましたが、今では

・正しい字を書くための“知識”

・自分の思い通りに手を動かす“技術”

それれを身につけて、見違えるくらい上達しています!

 

 

それでは、生徒さんの書かれた「ひらがな」ビフォーアフターをご覧ください。

 

 <ビフォー>

 

 

 

 <アフター>

 

生徒さん初めての「筆ペン」 横線を書くのに大苦戦・・・

ペン字のマンツーマンレッスンを受講されている男性の生徒さん。

 

先日のレッスン時に、兼ねてから希望だった「筆ペン」に挑戦してみることにしました。

 

経験してみることはとても良いことですね!

ペンと筆ペンの違いを、自ら体験して感じることができます。

 

 

 

まずは基本中の基本でもある、

漢数字の「一二三」を基にして、横線からレッスンスタート!

 

 

 

・筆ペンの持ち方、角度

・手の動かし方、スピード

・書き始め(始筆)

・書き終わり(終筆)

 

それぞれにポイントが沢山ありますが、何度も書いて自分なりのコツや感覚を掴む必要がある。

 

私も生徒さんの目の前で、何度でも書いて筆の動きなどを見せながら説明していきました。

 

 

 

 

 

たかが横線1本を書くだけですが、

はじめて筆ペンを持つ人にとっては、これがかなりムズカシイ…

 

 

 

 

ただ何となく書くだけでなく、筆ペンの性質や特徴を知ることも、上達には必須!

 

 

 

 

「書き方については頭では分かってきたのですが、手がなかなか思い通りに動いてくれません…」

と言いながらも楽しそうに何度も書かれていました。

 

 

 

 

このように何度でも練習される生徒さんなので、早いうちにコツや感覚を掴み、上手くなっていくことでしょう。

これからが楽しみです。

私もお力になれるよう、精一杯やらせて頂きます!

 

生徒さんの誠実さが伝わる 手書きの「暑中お見舞いハガキ」

1年前にペン字のレッスンを修了された女性の生徒さんから、素敵な「暑中お見舞いハガキ」を頂きました。

 

「子供の頃からずっと字がコンプレックスでした・・・」
とレッスン受講前に仰っていた方。

 

 

しかしレッスンを約1年間継続して頑張った成果として、

硬筆書写検定の2級にも1発合格し、ペンだけでなく “筆ペン”も書けるようになっています。

 

今では手書きをすることに自信がつき、仕事でも役に立つことが多く、とても楽しいそうですよ。

 



今までは苦手でコンプレックスだったこと
     ↓

現在は得意で楽しいこと

 

 理想的な変化ですね!

 

 

 

 

宛名書きは“筆ペン”を使用して、バランス良く綺麗に書けています。

 

 

 

 

レッスン時に私は、宛名書きは

「線を引いてでも、まっすぐ書いてください!」と、よく言っていました。


まっすぐに書かれた生徒さんのハガキをよく見ると、

鉛筆を消した線が薄っすらと見えたのは微笑ましい(笑)

 

 

「線を引くのが面倒くさい・・・」と言われる方、またそう思っている方は多いと思います。


しかし、線を引いてそれを消すくらいは、多少の時間(たかが1分くらいのもの!)

 

 

その作業を する or しない だけで、作品は出来映えは圧倒的に変わってきます。



ハガキは自分の想いや気持ちを大切な相手に見せるもの、伝えるものでもあります。
そう思うと、良い出来映えの作品を渡した方が良いですよね!?

 

 

 

こちらはハガキの裏面ですが、生徒さんの誠実な性格が伝わります。

 

 

 

すぐにお礼のメールをしたところ、

「実は、谷口先生から頂いた暑中見舞いの文字をお手本にして書いています^^」とのご返信が・・・。

 


実は私も、あの「暑中お見舞い申し上げます」の字を見たとき、何となく自分の字に似ているなぁと思っていました(笑)

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