硬筆書写検定2級合格に向け「行書」をたくさん書き込んでいく!

硬筆書写検定の2級に挑戦している生徒さん、すごく頑張っていらっしゃいます。

上達のスピードも驚くほど速い!


しかし、まだレッスン期間が短い分、“線質”の堅さが目立ちます。

線質の堅さを克服するためには、“技術”を高めるしかありません。

 

そして、技術を高めるためには、今はとにかく “たくさん書き込むこと” が大切。


すぐに効果の出る特効薬などありません!

生徒さんもそのことをしっかりと理解されているので、お仕事の休憩時間・空き時間などを利用して練習をされているそうですよ。

 

そして練習されたテキストは、このようにレッスン前にメールをしてくださっています。




事前にメールをして頂くことで、私もレッスンのイメージをすることができるし、

このように「お手本」を作成して、レッスン時にお渡しすることもできます。

 


生徒さんもお手本があると喜ばれるし、私も字を書くことが好きなので、いつも楽しく書いています☆

 

 

 

 

そしてレッスン時は、ホワイトボードを使用して実際のペンの動きを見せながら、書き方のコツなどを細かく説明。

 

 

 

 

説明を聞いたら、その場でマスターしてほしいので、できるだけレッスン中にたくさん字を書いて頂きます。

 

 

 

 

 

 

私個人的に見ても、現時点で十分に合格のレベルに達していると思っています。

 

 でも、油断は禁物!

最後まで気を抜かず、頑張っていきましょう。

「硬筆書写検定1級」はかなりムズカシイ・・・

いよいよ今週末6月16日(日)に、「書写検定試験」が開催されます。

私の生徒さん達も全国色々な場所で受験しますが、皆さん今は最後の追い込み練習中!

 

こちらはオンラインレッスンを受講されている生徒さんですが、最高位の1級合格を目指して頑張っていらっしゃいます。

 

毎回レッスン前には、このように家で練習された課題をメールにて送って下さるので

私としても、より細かい添削やアドバイスができます。

 

 

 

 

 

レッスンでは生徒さんの書かれた字を横において、

 

・どこが悪いのか?

・どのように書けば良いか?

 

それらをペンの動きを見せながら、ピンポイントで説明していきます。

 

 

 

 

このようなあまり馴染みのない「草書」は、言葉や文章での説明よりも、
ペンの動きを見ながらスピードの変化や抑揚やタメなどのイメージを掴んでいく方が分かりやすい。

 

 

 

 

生徒さんとしても、実際に書いているだけに理解しやすく、深いところで納得することができます。

 

 

 

 

こちらの「自由作品」は、1級の試験の中でもかなり難易度が高い!

 

生徒さんは毛筆もやってきているので、「かな作品」に挑戦されます。

全体の構成や字の崩し方やバランスなど高度な知識や技術、そして感性が求められる課題。

 

 

 

 


ハッキリ言って、「書写検定1級」のハードルはとても高いです!

 

これだけ上手に書けている生徒さんですが、すごくすごく厳しい闘いになるでしょう…


だからこそ、試験まであと1週間となりましたが、最後の最後までもがき練習していきましょう。

小筆ですらすらと書く 「 ® 大人のひらがな」 に挑戦中!

現在、小筆にハマって練習を頑張っている女性の生徒さん。

 

レッスン時には、毎回このように家で練習されたテキストを持ってきてくださいます。

 

 


ペン字のレッスンを続けてきたので、「ひらがな」の形には問題はありません。

 

しかし、ペンが小筆になり道具が変わったことで、とても書きにくそう。。

字を見るとそのように感じるので、小筆を使いこなす “知識” と “技術” をレッスンで徹底的に身に付けていきます!

 

角度や筆圧やスピードの変化やタメなどを筆の動きを目の前でお見せしながら、細かい解説をしていきます。

感覚的な表現が多いので、文章で説明するのはムズカシイ…

 

 

 

実際の筆の動きを見て、イメージして書くとこのようにすぐ対応できるので、生徒さんの吸収力には驚かされます!

 

 

 

まずは「あ~ん」まで通しで説明しながらどんどん書いて頂きます。

今はたくさん書くことが大切!

 

 

 

何となく「お」などの右カーブが苦手そうなので、感覚を掴むため繰り返し練習中。

 

筆のスピードの変化、力の抜き方・入れ方など、自分なりの感覚を身に付ける必要がある。

そうしなければ、“字の形” は良くても “線の質” が悪くなってしまいます…

 

 

 

書けば書くほど線が良くなっていき、徐々に筆を使いこなせてきているのが分かります。

技術が高まってきている証拠!

この調子で頑張っていきましょう。

本日は読者様からのリクエストで、「横」の書き方のコツを説明いたします。


ペン字のオンラインレッスンで横浜在住の方が何名かいらっしゃるので、この字はレッスンで見る機会が多いかな!?

これらはその横浜の生徒さんがレッスン前に書かれた「横」ですが、皆さんかなり書きにくそうですね(汗)

 

 

 

「書き方のコツ」や「注意すべきポイント」は細かく言うとたくさんあります。

しかし全ては説明しきれないので、本日は3つのポイントだけでも覚えてみましょう!

 

まず1つ目のポイントは、「へん」と「つくり」の大きさに変化をつける

 

・画数の少ない「木」は少し小さく書く

・画数の多い「黄」は少し大きく書く

 

漢字はバランスがすべてですよ。

ちょっと極端に書きましたが、このような感じかな!?

 

 

 


見比べると、よく分かると思います。

 

 

2つ目のポイントは、漢字が傾かないようにする

 

・「木」のたて線を真っすぐに書く

・「黄」は下のように真っすぐな軸を作る ※「黄」を真っすぐに書くのは難しいですよ。。

 

 

このように、はじめからまっすぐ書ける人はほとんどいません。

 

 

そして3つ目のポイントは、線の長さにメリハリをつける

 

・矢印の部分を少し長く・強く書くことで、字にメリハリがついて引き締まって見える

特に最後の1画の書き方次第で、字の印象や見栄えは大きく変わってきますよ!

 

 

 

最後の1画が弱いと、安定感がなく字が傾いて見えますね…

 

 

以上、簡単ですが「横」の書き方のコツの説明を終わります。

 

何となくお手本を見て練習してもキレイな字が書けるようになりません。

書き方のコツや注意すべきポイントを「どれだけ細かく理解して書くことができるか?」が重要。

 

そして、それらを常に意識した練習を繰り返して、やっと身に付いていきます。

 

まずはこの3つのポイントをしっかりと身に付けて、キレイな「横」が書けるよう頑張りましょうね!

「硬筆書写検定1級」を目前に控え、本番さながらの通し練習を行なう

「硬筆書写検定試験」に向け、多くの方が頑張っていらっしゃると思います。


私のレッスンを受講されている生徒さんも、全国各地の会場で、3級から1級まで受験。

 

はじめて挑戦される方、また超難関の1級に再挑戦・再々挑戦される方、

人それぞれに色々な想いを持って望んでいます。

 

 

先日1級合格を目指して頑張っている生徒さんとレッスンを行ないました。

日程も近づいてきているので、緊張感を持って本番さながらの通し練習を行なうことに。

 

 

まずは「横書き」ですが、今までにたくさん練習をしてきたのもあり、

力強い楷書で安定して書けるようになっています!

 

 

 

 

「たて書き」も、行書・大人のひらがな、そして流れるような連綿(れんめん)など本当に素晴らしい!

私は生徒さんの書かれるこれらの字、大好きです。

 

 

 

 

書写検定1級合格の大きな壁でもある「草書」も、この数ヶ月でかなり上達しています。

試験までまだ期間がありますので、もっともっと技術を高めていきましょう!

 

 

 

 

「速書き」、これは問題ないかな!?

 

 

 

 

「掲示文」もレイアウトの詳細がしっかりと頭に入っていて、線を引くのもスピードも速い。

 

 

 

 

マジックも上手に使いこなせていますね。

 

 

 

ハッキリ言って、硬筆書写検定の1級はかなりの難関です。

 

「自分の字がコンプレックスなので、キレイな字が書けるようになりたい!」

という理由で、約2年前にペン字のレッスンをはじめた生徒さん。

 

しかし、今や初めの頃には考えもしないほど高いレベルにまで到達し、今や書写検定の1級に挑戦しています!

 

合格できるよう精一杯にフォローさせて頂きますので、頑張っていきましょう。

速く&キレイな字が書けるようになりたい人は「行書」を身に付けるのが理想

先日よりペン字のレッスンをはじめられた女性の生徒さん(経営者)。

 

子供っぽい字がコンプレックスだけど、立場や体裁・プライドなどもあって、

「人前では絶対に手書きをしない」というのを徹底されているとのことです(汗)

 

きっと色々な想いがあったと思いますが、勇気を持って私にマンツーマンレッスンをご依頼して頂き、ありがとうございます。

想いにお応えできるよう精一杯やらせて頂きますので、私にお任せください!

 

生徒さんの最終的な目標は、「速いスピードで、キレイな字が書けるようになること」

 

しかし、一瞬でそこに辿りつくのは不可能です!


まずは、キレイな字を書くために基本(土台)をしっかりと身に付けることが大切。

最低限、楷書の「漢字」や「ひらがな」を学び練習していく必要があります。

 

 

こちらは生徒さんがレッスン前に書かれた漢字の一部です。

 


・どこが悪いのか?

・どこをどのように書けば良いのか?

 

レッスンではそれらをピンポイントで説明していくので、上達のスピードはかなり速くなります。

3ヶ月くらい経過した今では、まだまだ堅さはありますが、このように「行書」も書けるようになってきているんでるすよ!

 

 


速く・キレイな字が書きたければ、「行書」を身に付けるのが理想だと私は思っています。

※ちなみに普段私はほとんど「行書」で書いています

 

なので、ある程度の基本が身に付いたら私のレッスンは、早々に「行書」の説明をしていきます。

ムダな力の抜き方や、すらすらとペンを動かす “技術” を徹底的に鍛えていく!

 

 

 

楷書などの基本練習をしてきたことで生徒さんは自然と力が付いているので、「行書」にも案外すぐに対応できます。

 

 

 

行書を身に付けるには、楷書と同様にたくさんの字の書き方の説明を聞いてコツやポイントを身に付けることが大切。

 

 

 

そして、あとは自然に手が動くようになるまで、何度も何度も練習するのみ!

 

 

 

 

とにかく最後は「自分なり感覚を掴むことができるかどうか!?」がポイント。

 

これくらい頑張る方なので、必ずその感覚を掴むことができますよ。

 

現在、毛筆書写検定の1級合格を目指して取り組んでいらっしゃる生徒さん。

 

その中でも「小筆をもっと上手くなりたい!」という想いで、賞状書きの練習を特に頑張っています。

レッスン時には、家で練習した賞状を持ってきてアドバイスを求めてこられます。


付箋が貼っている箇所がうまく書けなかった所らしいですが、人の名前の部分に多いですね!?

 

 

中心線が取れておらず、名前の「福」と「田」がずれてしまっています。

「福」という字が書きにくそうなので書き方を説明して練習しているところ。

 

 

 

賞状書きで「人の名前」が上手く書けなかったら失礼になります。

賞状らしく、力強い線でまっすぐに書きたいもの!


私もその場で見本を書いて、それを見ながら生徒さんには練習をして頂きます。

 

 

 

全体的に線が細いのと、「たて線」がうねっていて弱く見えます。

“右払い” は上手い!

 

 

 

こんな感じで、苦手な字・上手く書けなかった字を徹底的に書いて特訓していきます!

 

 

 

「たて線」が弱い印象があったのですが、だいぶ力強くなってきましたね。ok

 

 

 

頑張り屋の生徒さんなので、また字を書くのが大好きな生徒さんなので、

書き方さえ分かったら、家に帰ってからもたくさん練習されるのは分かっています。

次回のレッスン時に見せて頂くのが楽しみです!

硬筆書写検定を目標に「行書」の書き方を身につけていく

ペン字のオンラインレッスンを受講されている東京在住の男性生徒さん。

 

現在「行書」を書けるようにするため、レッスンを頑張っていらっしゃいます。

ただ練習するよりは何か目標があった方が良いということで、「硬筆書写検定」を目指して練習をすることに!

 

最終的には2級合格を目標において、まずは3級に挑戦することになりました。

 

 

試験課題の1つに、このような枠に漢字を「楷書」と「行書」で書くというのがありますが、

改めて書くと結構緊張するみたいですね(汗)

ちょっと字が縮んで窮屈な感じがします。

 

 

オンラインレッスンではこのように生徒さんの書かれた字を横に置いて、

・どこが悪いのか?

・どこどのように書けば良いのか?

 

それらをペンの動きを見せながら、ピンポイントにお伝えしていきます。

 

 

 

書き方のコツやペンの動かし方が分かると、素晴らしい行書の「葉」になりました!

 

 

 

このように、私も1文字ずつ字を書きながら言葉でポイントやコツを細かく説明。

※レッスン後にはこちらの用紙はスキャンして生徒さんにメールさせて頂きます

 

 

 

「行書」は自己流で書くのは危険です!

変なクセがつくと直すのが大変…

レッスンで “正しい書き方” を覚えて、キレイな「行書」が書けるよう、練習していきましょう。

 

もっと上手くなるために「 ® 大人のひらがな」のレッスン

私にペン字のレッスンを依頼される方は、当然ながらほとんどは 字が苦手な方。

ここからスタートしていきます。

※8割くらいはそうかな!?

 

それに対して、

・講師を目指している方

・書写検定の1級を目指している方

 

これらが約2割いらっしゃいます。

 

 

こちらは今年よりレッスンを始められた書写検定の1級を目指している生徒さんが、レッスン前に書かれた「ひらがな」の一部です。

パッと見で分かると思いますが、すでにかなり上手い字ですね!

 

 

 

しかし、「もっと上手くなりたい!」「書写検定の1級に合格したい!」

という目標がありますので、全然満足されていません。

 

さらなる上達を目指し、細かいアドバイスを求めてこられます。

また、私としてもまだまだ改善点があると思っています。


レッスンでは私なりの書き方のコツやテクニックを、実際のペンの動きを見せながら細かく説明。

 

 

 

 

たくさん字を書いて練習してきた方なので、理解度が高く上達するスピードも速い!

どんどんマスターされ本当に頼もしいです。

 

 

 

 

今回は「 ® 大人のひらがな」のレッスン。

 

・より速いスピードで書く

・よりキレイな字で書く

 

この技術を徹底的に磨いていきます。

 

 

 

 

生徒さん「楽しい!」と仰いながら、メモを取り何度でも練習をされるので私も嬉しい☆

 

 

 

レッスン前からかなりキレイな「ひらがな」を書かれていましたが…

 

 <ビフォー>

 

 

レッスン後にはこのように変わりました。

さり気ない曲線が大人らしくて良いですね。

字の形はもちろんですが、流れるような線質になってきたように感じます。

 

 <アフター>

 

 

これからもっと精度が高まっていくはず。

すぐにでも試験に向けた実践練習に入っていきましょう!

このような「しんにょう」は、できればすぐに直したい!

ペン字のレッスンで日々生徒さんの書かれる字をたくさん見ているので、気付くことがたくさんあります。


生徒さんそれぞれのクセや特徴、書きやすそうな字や書きにくそうな字、誰もが苦手な字の共通点など。

 

 

本日はその中でも、ほとんどの生徒さんが書きにくそうな字、苦手にしている字でもある「しんにょう」について取り上げてみます。

皆さん、「しんにょう」はすごく個性的な形で書かれます。

 例えばこんな感じ(汗)

 


約1年前にペン字オンラインレッスン始められた生徒さん、レッスン前はこのような

しんにょうの「辺」を書かれていました。

 

 <ビフォー>

 

キレイな字が書けない理由は、センスとか器用さとかは一切関係ありません。

ただ単に “正しい書き方” を知らなかっただけ!

 

レッスンではこれらを徹底的にお伝えして練習を繰り返すので、しばらくするとこれくらいの字は普通に書けるようになります。

とてもキレイな「楷書」のしんにょうですね!


 <アフター>

 

 

「しんにょう」の漢字はとてもたくさんあります。

 

道 進 連 選 辺 返 込 週 造 途 追 退 迷 近 通

迎 運 達 遅 過 遠 速 送 逸 述 迫 透 遣 逆 適

 

他にもまだまだありますが、

「しんにょう」だけでも書き方を知っておけば、とりあえず半分の50点は取れる!

 

あとは全体のバランスが整うよう色々な字を数多く書いて慣れていくのみ。

 

 

こちらの生徒さんは、楷書の練習を繰り返すことで知識や技術が高まっているので、
今ではさらに上級レベルの「行書」のレッスンにはいっています。

軽やかな線質で、“大人の字”って感じがしますね!

 

 

「しんにょう」が書けると、越 起 超 などの「そうにょう」の漢字を書いても

自然に対応することができて素晴らしい☆

 

 


基本的に漢字というのは、色々な “組み合わせ” で成り立っています。

まずは1つ1つのパーツの書き方を確実に覚えて身に付けておくと強いですよ!

 

あとはそれらを組み合わせてバランス良く書く力を磨いていくのみ。

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