「御」や「様」はキレイに書けるよう抑えておきたい漢字です

「子供っぽい字が恥ずかしい」

「仕事で恥ずかしくない字を書きたい」

 

色々な悩みや想いを持ってペン字のマンツーマンレッスンを受講されている生徒さん。

 

職場では「人の名前」や「会社名」を手書きすることがあるとのことです。

 

人の名前を書く際は「様」を、取引先や部署名であれば「御中」と書くことが多い。

人に見られる字でもあるので、これらの字はキレイに書きたいもの!

 

書く機会が多い字なので、私としても絶対に抑えておいてほしいと思います。

 

 

 

こちらはレッスン前に生徒さんが書かれたものですが、ちょっと子供っぽい字に見えますね…

 

 

でも全然大丈夫!

今までは “正しい書き方” を知らなかっただけ なので、全く問題ありません。

 

これからレッスンで書き方のコツやポイントをしっかりとお伝えし、必ず書けるようにします。

 

 

 

 

“正しい書き方” を覚えるだけで、このようにすぐに変わっていく!

 

 

 

 

あとは何度も練習をして、思い通りの字が書けるよう精度を高めていくのみ!

 

 

 

 

「様」も同様に“正しい書き方”を覚え、練習していきます。

 

 

 

 

1度説明を聞いただけですが、なかなかキレイに書けていますね!

 

 

 

 

レッスン前に書かれていた下の字と比べると字の形が変わったのはもちろんですが、
力強くなった線から生徒さんの“自信”を感じます。

 

 <ビフォー>

現代ビジネスで主流な「横書き」のノウハウを覚える

ペン字のマンツーマンレッスンを受講して約半年が経過した女性の生徒さん。

 

継続練習をして基本をしっかりと身に付けており、最近は主に「行書」の練習を頑張っていらっしゃいます。

 

 

先日のレッスンは少しレベルを上げ、「横書きの住所や挨拶文」の書き方のノウハウを説明しました。

これらを行書で書いていく。

 

ビジネスや日常で字を書く際は、圧倒的に「横書き」が主流です。


だからこそ、横書きのノウハウを覚え 応用力・実践力を身に付けておく必要がある!

※基礎には基礎のノウハウがありますが、応用には応用のノウハウがたくさんあります。

 

まずは「名前」や「住所」の練習。

1文字ずつの字をキレイに書くことはもちろんですが、それよりも全体としてバランス良く書く技術力を要します。

 

 

 

 

横書きをすると、

 

・だんだん右に上がっていく

・まっすぐに書けずガタガタしてしまう

・字の大きさがバラバラになる

 

上記のようになってしまう人は多いと思います。

 


それを防ぐためには、横書きのノウハウを覚えることが大切!

 

 

マンツーマンレッスンは、生徒さんに合わせて臨機応変に対応しながら、それらを細かく説明することができるのが強み。

ノウハウを覚えて書かれた横書きの住所、結構バランス良く見えますね。

 

 

 

 

バランス良く書けないものがあれば、納得できるまで何度も練習する頑張り屋さん!

 

 

 

 

私もホワイトボードを使用して、生徒さんの前で何度も書いて説明していきます。

 

 

 

 

なかなか思うように書くことができないかもしれませんが、

 

・書き方のノウハウを覚える

・意識して練習をする


そうやって、「横書き」に慣れるしかありません!

頑張っていきましょうね。

 

「横書き文章」をキレイにバランス良くみせる書き方のコツ

日常生活や仕事で手書きをする場合、ほとんどが「横書き」ではないでしょうか?

 

お手紙やお礼状などは「縦書き」というイメージですが、

ビジネスにおいては圧倒的に「横書き」をする機会の方が多い。

 

 

しかし、私としては「横書き」ほど難しいものはない と思っています。

 

ただ1文字ずつキレイな字が書ければ良いのではない。

全体としての “書き方や魅せ方のノウハウ” を知ってくことが大切!

 

 

こちらは生徒さんが書かれた横書きの挨拶文です。

かなり字が上手い方なので、字に関しては指摘する所はほとんどありません。

 

 

 

しかし、全体としての書き方・魅せ方については、まだまだ改善できる所が多々あるように思います。

 

レッスンでは分かりやすいように、生徒さんの書かれたものを題材にして

実際のペンの動きを見せながら 細かく“横書きのノウハウ”をお伝えしていきます。

 

 

 

「字の形」や「大きさ」また「字間」など、横書きをキレイにバランス良く魅せる書き方はたくさんあります。

ノウハウを学び書かれた文章は、はじめより読みやすくなったと思いませんか?

 

 

「よろしくお願い致します」も同様にして書きましたが、文章にメリハリがついて引き締まってきました。

 

 

 

 

言葉で説明するよりも実際のペンの動きを見るのが何よりも分かりやすいと思いますので、

私も何度でも書きながら説明を繰り返していきます。

 

 

 

横書きには “横書きのノウハウ” がある。

それを知って書くだけで、ワンランク上の文章が書けるようになりますよ!

 

 

「令和」の書き方のコツ

新元号が “令和” に決まりましたね!

 

「どんな元号になるんだろう?」と皆さん色々と想像していたと思いますが、いかがでしたか?

 

 

さて、これからこの字を書くことは多々あると思います。

私なりに書き方のコツを説明しますので、宜しければ参考にしてみてください。

 

 

 

 

まず「令」。

少し極端なくらい書きましたが、1画目の左払いを長く書くとカッコ良く見えます。

大きく翼を広げて羽ばたくようなイメージ!

 

また下の “マ” は、中心線で合わせるように書きましょう。

※PCの明朝体など “刀” みたいな形になっていますが、 どちで書いても間違いではありません 

 

 

 


【悪い例】

払いが短いとメリハリがなくカッコ悪い

 

 

 

“マ” を中心線で合わせないと傾いて見える

 

 

 

次は「和」。

“のぎへん” の2画目を左に長く突き出すと、字を引き締めて魅せることができます。

※思い切って右上がりに書いてみましょう

あと大事なのは “口” を書く位置!

重心を少し下げて書くと安定しますよ。

 

 

 

【悪い例】

“口” の位置が高いと安定感に欠け、バランスが悪く見えますね…

意識して書かないと、字はどんどん上に上がって行こうとします。

 

 

 

個人的な感想ですが、全体的に見ると「令和」は「平成」よりも書きやすいと思います。

※平成は「平」をバランス良く書くのが難しかった…

 

これから何十年も書いていく漢字です。

今からしっかりと練習して、バッチリ書けるようにしておきましょう!

 

ペン字のオンラインレッスンで 「しんにょう」の書き方のコツを身に付けていく

「字のクセ」を直すのはとても大変…

 

レッスンを受講されている生徒さん全員がこれを痛感されています(汗)

 

何年・何十年と書き続け染み付いた字のクセというのは、本当に厄介なんですよ。

 

 

しかし、クセというのは無意識なので、多くの方はそれに気付けていない。

 

あなたは「自分の字のクセ」分かっていますか?

 

 


私のレッスンは、まず生徒さんの字を見せて頂くことから始まります。

 

字を見れば大体のことが見えてくるので、クセをお伝えしながら直し方をピンポイントでお伝えしていく!

基本的にこのような流れで進めていきます。

 


こちらはペン字のオンラインレッスンを受講されている男性の生徒さんが書かれた「しんにょう」です。

男性らしい力強い字ですね。

悪くはないですが、ちょっと字の形にクセがあるかな!?

 

 

 

 

気になるところは色々ありますが、赤い矢印の部分が長いのが特に気になります。

 

 

 

 

より理解しやすくするため、レッスンでは生徒さんの字を横に置いて

実際のペンの動きを見せながら細かく説明していきます。

 

 

 

 

クセというのは本当に厄介…

頭では分かっているつもりでも、手はなかなか思い通りには動いてくれません。

すぐに元に戻っていこうとします(汗)

 

 

 

 

 

色々な漢字を書いて気分を変えながら何度も練習ガンバっている所。

最後は “自分なりの感覚” を掴むしかありません!

 

 

 

クセですから、すぐに直らくても大丈夫。

意識することで徐々に直っていくものですから!

 

それよりも、「自分のクセが何なのか?」まずはこれを知ることが何よりも大切ですよ。


レッスンで徹底的に直していきますので、これらかも頑張っていきましょう。

 

「島」をバランス良くするコツは〇〇〇をイメージして書く

先日のペン字のオンラインレッスン時に、「島」の書き方について説明しました。

 

こちらがレッスン時に生徒さんが書かれた「島」ですが、書きにくそうですね…

バランスが悪く、何となく重たい感じ!? に見える。

 

 

 

この字には書き方のコツやポイントがたくさんあります。

全ては説明しきれませんので、簡単ですが本日は次の2点だけでも覚えてみましょう。

・輪郭は「正三角形」をイメージして書く

・「山」をペッタンコに書く

 

オンラインレッスンでは、分かりやすくするため、

このように生徒さんの書かれた字を横に置いて、書き方の説明をしていきます。

 

 

 

バランス良く書けない方は、実際に三角形の線を引いてから字を書いてみてください。

 

慣れてくれば、“見えない三角形” が見えてくるようになりますよ(笑)

 

 

 

次に「山」の書き方ですが、普通に書いてはダメ!

ペッタンコに書くことで、下に空間ができて字が引き締まって見えます。

 

文章では説明しにくいので、上の字を見ながら確認してください。

 

コツやポイントを覚えて生徒さんが書いた「島」がこちら。

 

 <アフター>

 

 

まだまだ書きにくそうですが、何も知らないで書いていた下の字と比べると見た目は全然違いますね。

 

 <ビフォー>

 

 

この書き方の理論が分かると、「鳥」に変わってもすぐに対応することができます。

「島」も「鳥」も輪郭は同じですから!

 

 

 

字は所詮はただの「組み合わせ」や「同じようなパターン」で構成されています。

そういった理論などが分かってくると、どんな字でも案外すぐに書けるようになるんですよ。

「業・事・書」など、 横線がたくさんある漢字をバランス良くする書き方のコツ

先日のペン字のオンラインレッスン時、

生徒さんが「書きにくい」と言われた字がいくつかあったので、本日はそれらを取り上げて説明したいと思います。

 

書きにくい字には共通点がありました。

それは「業」や「事」や「書」などの“横線の多い字”。

 

こちらの生徒さんは上手く書けているほう。

ちょっとしたコツを覚えたら、さらに良くなると思いますよ!

 

  

 

 

たくさんある横線のうち、“1本だけ長く書く” とバランス良く安定します。

 

「業」は上の横線を長くして下の左右の払いを止めて書くと、字にメリハリがついて引き締まる。

 

 

 

「書」や「事」も横線がたくさんありますが、これも1番上の横線を長く書くとカッコ良く決まります。

※絶対ではないので、書きにくい方は下の線を長くしても構いません

 

 

 

 

今まで書いていた字の形を変えるのではじめは違和感だったと思いますが、

何度も練習することで徐々に慣れてきた感じ。

 

 

 

 

「書」も「事」も難しい字ですが、とてもキレイに書けるようになっていますね!

 

「 ® 大人のひらがな」のレッスンで、速く&キレイに書く力を身に付ける!

挨拶文やメモ書きなど仕事で文章を書く場合、

大体「漢字」3割に対して、7割は「ひらがな」と言われています。

 

たくさん書くだけに、「ひらがな」がキレイに書けるととても役立つ!

 

 

さて こちらは、現在ペン字のレッスンを受講されている生徒さんが、レッスン前に書かれたひらがなの一部です。

この字は直さなければいけませんね…

 

 

 

 

仕事がお忙しい中レッスンに通い、数ヶ月が経過した今では以前の面影は一切ありません。


そして次のステップに進むため、先日は「 ® 大人のひらがな」のレッスンを行ないました。

 

これを身に付けることができると、いつもよりも

 

・書くスピードが速くなる

・字が圧倒的にカッコ良く見える

 

ハッキリ言ってメリットしかありませんし、私も普段ひらがなを書く際は、いつもこれです!

 

 

 

 

今までのレッスンで基本が出来ているので、対応するスピードも早くとても頼もしい。

 

書きにくそうな字や上手く書けない字があったら、その場でアドバイスをし修正していけるのがマンツーマンレッスンの1番の強み!

 

 

 

 

「あ」から「ん」まで説明をした後、

どこまで書けるようになっているか確認するため通しで書いて頂きました。

 

数ヶ月前まで書いていたものが…

 

 <ビフォー>

 

 

 

まだまだ修正点はありますが、すらすらと流れるように一気に書き上げた「大人のひらがな」がこちら。

 

 <アフター>

 

 

これくらいの字のクオリティ&スピードで文章が書けることを目指して、
次回からは応用・実践のレッスンを行なっていきますね。

個性的な「しんにょう」は直しましょう!

美文字のセミナーやペン字のレッスンで多くの方の書かれる「しんにょう」を見てきましたが、

皆さんとても書きにくそうですね。。

個性的なものがたくさん(苦笑)

 

 

先日のレッスン時に書かれたの生徒さんの「しんにょう」は、そんなに悪くはないですが

“あとちょっと… ” という感じ!

 

 

 

レッスンではホワイトボードを使用して「しんにょう」の形・リズム・書き方などを、ペンの動きを見せながら細かく説明していきます。

私が1番重要だと思うのは “リズム” かな!?

 

 

 

書き方のポイントが分かったら、何度も書いて慣れていくしかありません。

 

長年書いてきた「しんにょう」のクセは、残念ながら そう簡単には直らない…

しかし、マンツーマンレッスンではクセや悪いところあれば、その場で指摘・アドバイスして直していけるところが強み!

 

 

ただやみくもに繰り返し書くだけではダメ。

“意識して書くこと” が大切ですよ!

 

 

 

枠の真ん中(中心)に字を書くためには、“書き始めの位置”や“字の全体像”が分からなければいけません。

 

罫線のある用紙を使用して“中心線を意識して書く練習”をすると、多少なり真ん中に書きやすいかな!?

 

 

 

失敗しない「しんにょう」の書き方を解説 ~私なりのコツ~

今までたくさんの方の字を見てきました。

その中でも、「しんにょう」は皆さん苦手で、とても個性的な形で書かれているかな。。

 

なので、ペン字のレッスンを受講される生徒さんには必ず「しんにょう」の書き方の説明をしています。

書き方を学び 何回も練習することで徐々に精度は高まっていきますよ!

 

 

こちらの「道」や「遣」を書かれた生徒さんはかなり上手いですが、

ちょっとバランスが悪いような気がする…

 

 

 

 

何となく、右側の「首」や「貴」と「しんにょう」が離れていてバランスが悪く感じませんか?



その理由は、矢印部分の空間が空いているから字全体が一体化していないように見えてしまう。

 

 

それを改善するための、私なりの方法をご紹介します。

 

「右側の字」と「しんにょう」を付けて書く!

そうすることで、字が一体化して全体的にバランス良く見えます。

 

 

 

他にはこちらの「えんにょう」や「そうにょう」にも活かすことができます。

 

 

 

レッスンで「しんにょう」の書き方のコツを身に付けると、このようにバランス良く引き締まった字に変わりました。

 

慣れるまでは違和感かもしれませんが、意識して練習すれば必ず書けるようになりますよ!

 

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